今年に入って最初のテーマは、旅行です。
年明け早々、海外へ行ってきました。
今回はただの旅行記ではなく、「聞こえにくさ」と海外旅行について、実際に体験して感じたことをまとめてみたいと思います。
補聴器を使っている方や、聞こえに不安がある方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
飛行機
補聴器ってどうなるの?
まずは、補聴器について。
今回あらためてチェックインカウンターで確認したところ、次のような回答でした。
- 補聴器は装着したまま保安検査を通過OK
- 電池も含めて機内持ち込みOK
とのことでした。
ここで意外と見落としがちなのが、補聴器には「電池式」と「充電式」があるという点です。
電池式は特に問題ありませんが、充電式は少し注意が必要です。
充電式補聴器には、リチウムイオンバッテリーが使われていることが多いそうです。
チェックイン時に「電池式ですか?充電式ですか?」と聞かれたときは、正直ちょっとドキッとしました。
リチウムイオン電池といえば、最近よく聞く発火のニュース。
実際、機内で発火した事例もあるため、各航空会社でルールが細かく決められています。
つまり、充電式補聴器の充電器は、モバイルバッテリーやPC充電器と同じ扱いになります。
利用する航空会社の公式サイトで、事前確認は必須です。
今回は、
- 往路:JAL
- 復路:デルタ航空
を利用しました。
JALでは、3年前に比べてバッテリーの扱いが少し厳しくなっていて、「機内ではすべて足元に置く」というルールに変わっていました。
今後も変更される可能性があるため、出発前チェックをおすすめします。
飛行機に乗るとき、聞こえないことは伝えた方がいい?
「聞こえにくいことって、航空会社に伝えた方がいいの?」
これはずっと気になっていたので、今回初めて直接聞いてみました。
両航空会社とも、
「特別に配慮してほしいことがあれば伝えてください。なければ、特に申告しなくても大丈夫です」
とのこと。
また、不安なことがあれば、機内でキャビンアテンダントに声をかけてくださいとも言われました。
何かあった時のために、必ず伝えた方がいいのかな?と思っていたので、「必須ではない」と聞いて少し意外でした。
基本的には自己申告制のようです
デルタ航空では公式アプリから事前サポート申請も可能で、
「マイトリップ」→「Special Services」から聞こえに関するサポートを選択できます。
今回は特にお願いすることはないと判断し、行きも帰りも何も伝えずに過ごしました。
ただ、帰国してから少し思ったのが、
飲み物や食事のとき、メニュー表をお願いすればよかったなということ。
メニューは、座席前のモニターで確認できる場合もあります。
今回、JALでは表示がありましたが、デルタ航空では見つけられませんでした。
機内では補聴器を外している時間も多く、聞き取りが難しい場面があります。
文字情報があるだけで、安心感は大きく変わると感じました。
長時間フライトの過ごし方と「聞こえ」の変化
私は長時間フライトでは映画を見るのが楽しみのひとつです。
しかし今回、以前よりも聞き取りづらくなっていることを実感しました。
音量を最大にしても完全には理解できず、少し寂しい気持ちに。
字幕を活用しようとしましたが、
- 邦画に字幕がない
- 日本語字幕がない便もある
など、航空会社によって大きな違いがありました。
また、配布イヤホンも
- ヘッドセット型
- 通常イヤホン型
と便によって異なります。
ヘッドセットが苦手な私は、持参すればよかったと少し反省。
現在は、
- タブレットに映画をダウンロード
- 電子書籍を準備
- 字幕付きコンテンツを事前用意
など、選択肢は多くあります。
聞こえ方に合わせて楽しみ方を変えることも、旅を快適にする工夫のひとつだと感じました。
少しずつ、自分に合う方法を見つけていけたらいいなと思いました。
言語が違うと、文字でのやりとりが増える?
以前も書きましたが、今は翻訳アプリが本当に便利。
今回の旅行でも、レストランやホテルで翻訳アプリを使う場面が多くありました。
そのため、
「聞き返して申し訳ない」
と感じる場面が、日本より少ない印象でした。
翻訳アプリがあれば、聞こえにくさがあっても十分コミュニケーションが成立します。
技術の進歩によって、旅行のハードルは確実に下がっていると実感しました。
ちょっとヒヤッとしたハプニング
旅にはハプニングがつきもの。
あとから思えば思い出になりますが、今回は少しヒヤッとしました。
なんと、火災報知器の誤作動で一時避難。
しかも深夜3時。私はぐっすり眠っていて、館内放送にも気づかず、家族に叩き起こされて飛び起きました。
さらに翌日のお昼にも、また誤作動。
この時も私はお昼寝中でした。
海外でこんな経験をするとは思わず、驚いたと同時に、
この出来事で、「聞こえにくいこと」のリスクを改めて実感しました。
もし一人旅だったらどうなっていただろう——
そう考えると少しゾッとします。
ただ、2回目は補聴器をしていなくても聞こえるほど大きな音でした。
「大事なことだから、しっかり聞こえる音量なんだな」と思いつつ、熟睡していると気づけないという現実も分かりました。
夜は特に注意が必要。
次回は、
- チェックイン時に聞こえにくいことを伝える
- 緊急連絡方法を確認する
など、ホテルでも対策を考えたいと思いました。
それでも、やっぱり旅は楽しい
聞こえにくいと、旅行は不安じゃないの?
そう思われることもあります。
もちろん、不安がゼロとは言えません。
でもそれ以上に、新しい景色や体験に出会える楽しさの方が大きいと感じています。
少し工夫が必要な場面はありますが、
今は便利なツールも増え、選択肢も広がっています。

これからも、無理せず、でも楽しむ気持ちは忘れずに、旅を続けていきたいと思います。

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